先日4/9~14、イタリア・ミラノで開催された国際家具見本市「ミラノサローネ」に視察へ行ってまいりました。

R事業部マネージャーと広報担当、スタッフのみでの海外視察は今回が初めての試み。

最先端のデザインに触れ、大きく刺激を受けたこの経験を、この場をお借りして報告をしたいと思います。

ミラノサローネとは毎年4月に開催される世界最大規模の家具見本市のことで、広さ21万㎡、東京ドーム11個分にもなる大きな会場に

世界各国のインテリア関連企業やデザイナー約2500社が集まり、新作やトレンドを発信しています。

 

また、同時期にミラノ市内の至るところでもファッションや先端技術、アートなど様々な展示会が行われており、

『ミラノデザインウィーク』と呼ばれるこの期間は、世界各国から集まった100万人規模の人々で賑わいをみせ、

「世界一のデザインの祭典」と言われています。

  

 

まず訪れたのは3M社のガラスフィルムが空間に使用されているソニー株式会社クリエイティブセンターの展示会場。

ミラノサローネの会場とは少し離れた場所にあります。

  

展示会場の大規模な範囲で「3M™ ファサラ™ ガラスフィルム ダイクロイック」が使用されています。

弊社の提案にも使用頻度の高い3M社のフィルムを使った空間を体感しに行きましたが、

見る角度や条件、光によって色が変化するこのフィルムによって、幻想的でかつダイナミックな空間が演出されていました。

 

少し歩けばまた別の展示会場に出会います。

街中にアートやデザインが溢れ、歩いているだけでもワクワクしてきます。

 

そして、ミラノサローネ会場へ。

   

 

毎年固定で開催されている国際家具見本市のほか、「国際照明機器見本市」と「国際キッチン見本市」が交互に併催されており、

今年開催されたのは「国際照明機器見本市」です。

 

 

 

ポイントに触れると証明が動き出すといったユニークな体験型インスタレーションも。

 

そして「国際家具見本市」へ。

  

色の合わせ方や素材の組み合わせのアイデア、

家具だけでなく企業によって異なる空間の創り方や演出も勉強になりました。

 

 

また、別の日にはミラノの街を歩き、

 

 

イタリア唯一のスターバックスや

  

 

垂直の森と呼ばれる高層レジデンス、

  

 

ショップやサインもたくさん見てきました。

 

日本とは違った文化や歴史、デザインや表現方法、

実際に見て、触れて、感じることで、新しい発見や気付き、それを通して自分の中で生まれた新しい発想がたくさんありました。

 

今年のミラノサローネのテーマである「インジェヌイティ(創意工夫)」。

この「インジェヌイティ(創意工夫)」は私たちが行っている収益物件の価値向上のつながるリモデルの企画や提案にとっても重要なテーマであり、

今回の視察を通して様々なブランドやアーティストが表現している創意工夫を体感し、多くの刺激を受けることができました。

視察で見たもの、感じたことを社内でも共有し、より皆さまに喜んでいただける、ワクワクしていただける提案ができるよう

この経験をしっかり今後に活かしていきたいと思います。

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